7月1日『びわ湖の日』創業3年目を迎えることができました
今日は7月1日です。
1970年代に発生した大規模なびわ湖の赤潮。その原因が当時使われていた合成洗剤に含まれるリンであるとして、合成洗剤を使うことを止め、粉せっけんを使うようになった県民運動がおこりました。
そして1980年。琵琶湖条例(滋賀県琵琶湖の富栄養化防止条例)が制定されます。その翌年の7月1日が『びわ湖の日』として決定されました。
当社が法人登記した日も7月1日。もちろん狙ってこの日にしました。当社は滋賀県の魅力を多くの人に伝えるために立ち上げた会社です。いつまでも美しい滋賀・びわ湖の環境の下で発展していけるよう、このびわ湖の日を創業の日に選んだのです。
そして今日、当社も3年目のスタートを迎えることができました。
まだ軌道に乗っているとはとても言えない状況ではありますが、昨年までに累計300人を超えるお客様とお会いすることができ、びわ湖の風景を楽しんでいただくことができました。
当社はサイクリングツアーや滋賀県の着地型観光という事業者も少なく、参考にできる成功事例も限られている業種で、勢いだけでスタートしてしまいました。正直、とにかく自分で思ったことを形にして世に出してみて、それでお客さん来なくて結果お金が底を尽きたら、あきらめてアルバイト生活でもいいか…? なんて思っていたくらいです…。
そんな中、本当にありがたいことに、一緒に滋賀県を盛り上げようと言ってくださる方や、新しいツアーを滋賀県で作りたいと考えてくださっている企業様とご縁をいただき、観光業の経験も実績も営業経験すらない私にいろいろと声をかけていただき、そして任せてくださったことには、本当に本当に感謝してもしきれません。
また、この私の勝手な妄想を実現するために、様々な形で力を貸してくださった皆様にも大変感謝しております。
おかげさまで昨年には、やってみたかったEバイクで初心者の方をビワイチ北湖一周へお連れするツアーを3回も実施できました。そして、ビワイチ完走した方に完走証をお渡しするという夢のような時間を過ごさせていただきました。
他にもサイクリングマップの制作などでは様々な地域を訪れて、現地を走りながらその魅力を伝えるという素敵な仕事に関わらせていただけるなど、好きなことを仕事にするということを実現させていただけました。
昨年に続き今回も7月1日の創業記念として、びわ湖周辺を清掃しながら走る「おそうじサイクリング」を実施して、その場を通してびわ湖への感謝と皆様へお礼を述べようと思っておりましたが、大雨ということで残念ながら中止としました。
せめてこの場にて、皆様に感謝の言葉をお伝えしたいと思います。
これからも事業活動を通し、滋賀県の魅力ある自然や文化をより多くの方に知っていただき笑顔になっていただくことで、びわ湖を中心に育まれてきたこの独特な滋賀の風土を次世代へと繋いでいく役割を担わせていただければと思います。
皆様のご期待にさらにお応えできるように、誠心誠意頑張っていきますので、皆様のお力添えを何卒よろしくお願いいたします。
合同会社輪な道 代表社員 一丸 剛